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シトロエンの維持費はいくら?年間と月々の計算結果まとめ&お得に乗る方法も解説!

2025 9/06
PR
輸入車 シトロエン
2025年9月6日
シトロエンの維持費

シトロエンは斬新なデザインと乗り心地の良さが高い評価を受けているフランスの自動車メーカーです。輸入車としては価格が安くコストパフォーマンスの良さも魅力的ですよね。

ただ心配なのが維持費!そこで今回はシトロエンの購入を検討しているけど維持費が高くなりそうで不安なあなたに向けて実際にかかる維持費を計算しました。

分かりやすく月々と年間に分けて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

シトロエンの年間・月々の維持費

シトロエンc3

シトロエンの年間・月々の維持費を計算するために人気車種のC3を例として解説します。

その他、グランドC4についても補足しながら合わせて解説していくので、グランドC4を検討している方も参考にしてくださいね。

  • 車種名:C3
  • グレード:シャイン
  • 総排気量:1.2L
  • 燃費:18.7km/L

C3の年間・月々に掛かる維持費を計算したところ1年間で約30万円、1ヶ月あたりで約3万円の維持費が必要との結果になりました。

項目年間月々
自動車税34,500円2,875円
重量税7,500円625円
自賠責保険料13,040円1,087円
任意保険料45,000円3,750円
ガソリン代133,929円11,161円
車検代30,000円2,500円
メンテナンス30,000円2,500円
合計金額293,969円30,569円

各項目の詳細については今から詳しく解説していくので、さっそく見ていきましょう!

※グランドC4だと総排気量が1.6Lまたは2.0Lなので自動車税が39,500円となり若干高くなります。

自動車税

自動車税は総排気量で決まるのでフランス車だからといって国産車より高くなることはありません。

C3は1.2Lなので自動車税は34,500円/年となります。

グランドC4のパワートレインは1.6Lのガソリンエンジンと2.0Lのディーゼルエンジンの2つありますが、どちらも1.5L~2.0L以内なので、自動車税は39,5000円/年です。

ただディーゼルだと使用燃料がハイオクじゃなくて軽油になり燃費もよくなるので、経済性を考えるならディーゼルがおすすめ!

重量税

自動車重量税は車両購入時と車検のときに払う税金で車両重量によって金額が決まり、新車購入時に初回車検までの3年分をまとめて納付して、そのあとは車検のたびに2年分を納付します。

C3の車両重量は1,160kgなので1年あたり7,500円。グランドC4は1,510kgと重くなるので重量税も高くなり1年あたり10,000円です。

購入時と車検時にまとめ払うので、あまり維持費としては気にしなくてもいいかもしれませんね。参考までに重量税は燃費がよくて環境に優しいエコカー減税の対象車種だと免税にできますが現行シトロエンの車種は残念ながら全て対象外です、、、

自賠責保険料

自動車保険

自賠責保険は車の所有者に対して加入が義務付けられており強制保険とも呼ばれます。自賠責保険も重量税と同じく車両購入時に初回車検までの3年分をまとめて払い、そのあとは車検のたびに2年分を払います。

C3とグランドC4ともに1~3年目までは13,040円/年で月々あたりに換算すると1,087円4年目以降は13,920円で月々あたり1,160円になります。

 自賠責保険は自家用の普通車なら一定の金額で定められているので車種によって変わりはありません!また外車でも国産車と同じです。

任意保険料

自動車保険の任意保険料は車種以外にも年齢、等級、免許証の色、補償内容、そして保険会社によって大きくことなりますが目安としてダイレクト型(通販型)で30~34歳の平均年間保険料を紹介します。

C3またはグランドC4だと、おおよそこのぐらいの保険料です!

  • 車両保険なし:年間保険料は約45,000円
  • 車両保険あり:年間保険料は約65,500円

車両保険を付けるかどうかで年間保険料は約2万円の違いがあります。

シトロエンはベンツ、アウディ、BMWなどドイツ車よりも車両価格が安いので国産メーカーの同クラス車種とほぼ同じと考えてください。

車両保険はシトロエンを大切に所有したいならつけるのがベスト!万が一、盗難やイタズラの被害を受けても車両保険に入っていればショックは少なくて済みますからね。

 お金に余裕があるならケチらず入るのがベスト。

ガソリン代

ガソリンスタンドで給油

ガソリンエンジンのC3とグランドC4の使用燃料はレギュラーではなくハイオクで、ディーゼルエンジンのグランドC4・ブルーHDiは軽油です。ガソリン代はハイオクをリッター150円・軽油を120円として年間10,000km走行と仮定して計算しました。

まずはガソリンエンジンのC3とグランドC4について見ていきましょう!C3のJC08モード・カタログ燃費は18.7km/L、グランドC4は14.6km/Lですが実際の金額に近づけるためカタログ燃費の60%を実燃費とします。

  • C3の実燃費:11.2km/L
  • C4の実燃費:8.76km/L

以上の条件で計算した結果、年間のガソリン代はこのようになります。

  • C3:133,929円/年=11,161円
  • C4:171,233円/年=14,269円/月

そして次は使用燃料が軽油となるディーゼルエンジンのグランドC4!

カタログ燃費は18.0km/Lですが実燃費を60%の10.8km/Lとして計算した結果、ガソリン代は111,111円/年=9,259円/月になりました。

C3のほうが低燃費ですが、やはりハイオクに比べて軽油はリッターあたり30円安いのでガソリン代はグランドC4が最も安くなります!

 コンパクトハッチバックのC3とミニバンのグランドC4は車のタイプが全然違うので、安いからといってグランドC4に変える人は少ないと思いますが参考にしてください。

車検代

車検代は法定費用と呼ばれる重量税、自賠責保険料、印紙代の他に、ディーラーや車検業者が定めている検査料や代行手数料といった非法定費用の料金が掛かります。

非法定費用が車の点検に掛かる費用ですが、シトロエンの正規ディーラーで受けた時の平均は約60,000円で、その他にもオイル交換やパーツ交換の料金が上乗せされます。

シトロエンに限らず輸入車メーカーだと国産車メーカーに比べて約1.5倍ほど車検代は高くなるのでトータルで10万~15万円はかかると思ってください。

輸入車メーカーとしては安い方ですがトヨタ、日産、ダイハツなどに比べると少し高くなります。

非法定費用は車検を受ける場所によって大きく変わるので、できるだけ安くしたいなら正規ディーラー以外にも車検専門工場や輸入車専門の自動車整備店など複数の業者に見積を提示してもらうのがおすすめ!

 ただ安心安全に長く乗りたいならディーラーで車検を通すのが一番!シトロエンのことを熟知したメカニックが的確なメンテナンスを行ってくれますからね。

メンテナンス代

メンテナンス代は6ヶ月点検、法定12ヶ月点検と各消耗品の交換に必要な料金です。

  • エンジンオイル&フィルター
  • ワイパーゴム
  • ウォッシャー液
  • バッテリー
  • ブレーキパッド
  • タイヤ

毎年、交換する必要があるものはエンジンオイルとオイルフィルターで合わせて10,000円/年とします。

定期点検料を10,000円/年、消耗品代を10,000円/年とするとメンテナンス代は1年あたり30,000円程度は必要と考えてください。

タイヤやブレーキパッドを交換する年は50,000円以上は必要です。

 各消耗品を全てディーラーで交換すると高くなるので、ワイパーゴム・ウォッシャー液・バッテリーなどは自分で交換すると安くおさえましょう!

シトロエンの維持費を安くする方法

シトロエンはフランス車なので車検代や消耗品代が高くなり国産車と比べると維持費は高くなります。

ただ維持費を安くする方法を知っておけば国産車と同じぐらいの金額で維持できるようになるので、その方法を紹介します!

車両価格が安い理由を知りたいあなたへ
シトロエンが安い理由と買ってはいけないと言われる真相

任意保険を見直す

シトロエンの維持費を安くするには加入する任意保険についてしっかりと考えましょう。新車を購入するときに今までの条件を見直すとかなり安くすることができますからね!

  • 補償内容を見直す
  • 運転者を本人限定、家族限定にする
  • 複数の保険会社で見積もりを取る
  • 代理店型(ディーラー型)ではなく通販(ネット)型にする
  • ネットから申し込み、更新手続きを行う

自動車保険の金額は保険会社によって大きく変わるので、1年に1回の更新のたびに見積もりをとって安い保険会社に変えていきましょう。

特にディーラーなどを通じて申し込む代理店型から個人で申し込める通販(ネット)型にすると、年間保険料は3万円以上安くなるので代理店型で契約している方は通販型に切り替えることをおすすめします。

かつて通販型は事故対応が悪いというデメリットがありましたが、現在は多くの方が通販型を選んでいるように事故対応についても丁寧で代理店型とほとんど変わりませんからね。

特にシトロエンはニッチな存在のフランス車なので保険会社によって大きく料金が異なります!

シトロエン自動車保険に入る

シトロエン自動車保険

自動車保険は安心できる代理店型(ディーラー型)に入りたいならシトロエンが提供しているシトロエン自動車保険がおすすめです。

通常の自動車保険にプラスして3つの特典がつく手厚い補償内容になっています。

  1. ボディ補償(落書きやいたずらによる損害を補償)
  2. ガラス補償(飛び石などによる損害を補償)
  3. タイヤ補償(パンクなどタイヤの単独損害を補償)

また自動車保険料は車購入時のローンに組み込むことができ、面倒な更新や支払いの手続きを簡素化できるなどのメリットがあります。

代理店型なので通販型よりも費用は高くなりますが、安心安全を第一に考えているならぜひシトロエン自動車保険を検討してみてはどうでしょうか?

 車両購入と合わせてシトロエン自動車保険と契約すると車両価格を値引きしてくれることもありますよ!

燃費の良い走行を心がける

エコ運転

C3のカタログ燃費は18.7km/Lで4ドアのハッチバックとしては可もなく不可もなくといったところですが、使用燃料がハイオクなので同クラスの国産車と比較するとガソリン代が高くなっちゃいます。

ハイオクはレギュラーよりも1リットルあたり10円高いので、節約したいなら燃費の良い走行を心がけることが重要です。

そこでガソリン代を節約するために燃費を良くする運転のポイントをまとめたので参考にしてください!

燃費を良くする運転方法10選

  1. ゆっくりと発進する
  2. 急加速はしない
  3. エコドライブモードで走行する
  4. エンジンブレーキを多用する
  5. タイヤの空気圧を適切に保つ
  6. 車内に余計な荷物を置かない
  7. 車間距離を適切に取る
  8. 渋滞や混雑を避ける
  9. エアコンのA/Cスイッチは暑い時だけONにする
  10. 短距離走行は控える

丁寧な運転を心がけることで燃費は良くなりガソリン代も安く済むようになります。また安全運転にも繋がりますから事故も減って自動車保険の等級も上がり続けて良いこと尽くめです!

 特にシトロエンは雲の上を走っているような感覚を味わえるほど乗り心地の良い車なので、焦らず優雅に運転して乗り心地の良さに酔いしれましょう。

ガソリンが安くなるクレジットカードを使う

ガソリンスタンド

ガソリン代が安いスタンドで給油するのは節約の基本ですが、ガソリンスタンドと提携しているクレジットカードを利用することでガソリン代を更に割引することができます。

ガソリンスタンドを経営している石油会社が発行しているカードで支払うとリッターあたり1~7円の値引きを受けられる他に、エンジンオイル交換や車検の割引サービス、またクレジットカードのポイントも付いてきて様々なメリットを得ることができます。

カード所有者はロードサービス、レンタカー優待、旅行保険、各レジャー施設での割引などのサービスを受けることができますし、車を所有しているなら1枚はガソリン専用のカードを作っておくと良いでしょう!

C3は燃料タンク容量が45リットルなのでハイオクがリッター150円のときに満タンにすると6,750円となり、1回の給油で多くのポイントをもらえますよ!

 私はいつも現金で払ってるけど勿体ないのかな?
 ガソリンカードで払えばガソリン代が安くなるしポイントも付くからお得です!お釣りの用意もいらず手間も省けてメリットだらけです。

車検はディーラーではなく専門店で受ける

車検

車検費用の内、法定費用はどこで受けても変わりませんが、検査料や代行手数料など非法定費用の料金はディーラーよりも車検を専門に行っている工場のほうが安くなります。

ディーラーで受けるのが最も安心安全ですが、あなたがお住いの地域に輸入車に特化したショップやフランス車のみを取り扱っている中古車販売店などで受けても良いでしょう。

特に1回目の車検は交換するパーツがほとんどありませんから基本料金が高いディーラーよりも、専門店や自分で運輸支局に持ち込んで車検を受けるユーザー車検のほうが安く済ませることができます。

車検も任意保険と同じく見積もりを取って安くて信頼できるお店で受けるようにしましょう。

 シトロエンを安く維持したいならディーラーの他に信頼できるショップを見つけておくと良いですよ!

消耗品は自分で交換する

車に長く乗っていると各部品やパーツが消耗して交換する必要が出てきます。

消耗品の交換をすべてディーラーに任せるのも良いですけど部品代+作業工賃で高くなりますし、部品代も純正パーツなので決して安くありません。

ワイパーゴム、バッテリー、ウォッシャー液など、わざわざ純正品を使う必要がないものは、オートバックスやイエローハットなどカー用品店で買うのが圧倒的に安いですし、エンジンオイル・フィルター交換やタイヤ・ブレーキパッドに関しても専門店に頼むと格安で行ってくれます。

車の消耗品

近年はインターネットを通じてカーナビ、エアロパーツ、シートカバー、サマータイヤ・スタッドレスタイヤなどの販売から取付までサポートしてくれる店舗があり、車に関するメンテナンス・カスタマイズをディーラーではなく自分でお店を見つけて行う人が増えています。

また安く買えるネット通販で部品を購入して持ち込みOKの工場で取り付けてもらうのもオススメです。

特に輸入車は全てのメンテナンスや消耗品交換をディーラーに頼むと高くなりがちですからね。

ディーゼルモデルを選ぶ

ディーゼル

シトロエンのディーゼルといえばベルランゴ!また中古でグランドC4の購入を検討している場合、ガソリンエンジンじゃなくてディーゼルエンジンを選ぶことでガソリン代をかなり安くすることができます。

ディーゼルは使用燃料が軽油なのでハイオクに比べてリッターあたり約30円安くて低燃費ですからね。さきほども紹介しましたがハイオクをリッター150円、軽油をリッター120円として年間10,000km走行したときにかかるガソリン代は以下の通り!

  • ガソリンエンジン:171,233/年=14,269円/月
  • ディーゼルエンジン:111,111円/年=9,259円/月

年間で約6万円、月々で約5千円もディーゼルのほうが安いので維持費をおさえたいならディーゼル一択です。

購入を考えている”あなた”へ
ベルランゴは後悔する?購入プランと故障や維持費をまとめ

シトロエン・メンテナンス・プログラムに加入する

輸入車だし車検やメンテナンスは正規ディーラーで安心して受けたいときはシトロエン・メンテナンス・プログラムに加入しましょう。メリットは大きく4つ!

  1. 購入後のアフターメンテナンスにかかる費用を安くできる
  2. ハガキで点検時期のお知らせが届く
  3. 料金を前払いするので、将来的に部品やオイルの値段が上がっても影響がない
  4. オーナーの使用用途や乗り換えサイクルに合わせてプランを選べる
シトロエンメンテナンスプログラム
Source:http://chuo.citroen-dealer.jp/cgi-bin/WebObjects/1353918172d.woa/wa/read/13539181778_0/

そしてプログラムは2つのプランが用意されているので、あなたの条件にあったものに加入しましょう。

  1. ライト
  2. ベーシック

この2つの違いですがライトは12ヶ月点検とエンジンオイル&フィルター交換のみが含まれた簡易的なプログラムなのに対して、ベーシックはワイパーブレード・ポーレンフィルタールター・スパークプラグ・ブレーキフルードなど主要な定期交換部品の交換も含まれています。

プログラムの期間は36ヶ月で価格はエンジンの気筒数によって異なります。

エンジンベーシックライト
3気筒90,000円57,000円
4気筒10,8000円65,000円
 金額はライトプランのほうが安いですが、せっかく入るなら手厚いメンテナンスを受けられるベーシックがおすすめ!

さらに4年目以降もディーラーでメンテナンス&部品交換を受けたいときは、4年目と5年目を対象とするロングラン、6年目と7年目を保証するロングラン2というプランも用意されているので買い替えサイクルに合わせて加入してください。

3年目までを対象とするベーシックとライトは新車登録時から3ヶ月以内じゃないと加入できないのでご注意を!

またロングランは新車登録時から初回車検満了まで、ロングラン2は初回車検時~2回目車検満了までの間で加入することができます。

壊れるのが心配ならこちらの記事へ
シトロエンの故障率と事例をまとめ!

まとめ

最後にもう1度、維持費をおさらいしましょう!

項目年間月々
自動車税34,500円2,875円
重量税7,500円625円
自賠責保険料13,040円1,087円
任意保険料45,000円3,750円
ガソリン代133,929円11,161円
車検代30,000円2,500円
メンテナンス30,000円2,500円
合計金額293,969円30,569円

シトロエンの維持費は1年間で約30万円、1ヶ月で約3万円は必要との結果になりました。

内訳としてはガソリン代が約半分を占めており、その他の費用についてはディーラーでのメンテナンスや車検代が少し高いぐらいあまり国産車と大きな差はありません。

またシトロエンは車両価格が安いため自動車保険料も国産車の同クラスと同じぐらいです!

専門家のおすすめ
シトロエンの車が安い理由と買ってはいけないと言われる真相

車に関するお金の話は分かりづらいことが多いため、つい考えることから目を背けがちですが生活に関係することなので、この記事で紹介した節約術を参考にして維持コストを抑えていきましょう。購入を検討している人は維持費をシミュレーションして無理なく維持できるかの判断をしてくださいね。

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